電卓片手に

Slack をフィードリーダとして使う難しさ

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Slack のフィードを取り込むアプリを使って、Slack をフィードリーダの代わりとして使う話が Qiita 上に流れていた:

「なるほど、google reader を外部記憶装置に使ってた自分にちょうどいいかな」と思い手を出してみたが、 主に Slack の操作性の問題でこれは断念した。

あとで「なんでこの用途に Slack 使ってないんだっけ?」ってならないための備忘録。

理由1: キーボード操作でできることの少なさ

よく使う機能や操作はキーショートカットで済ませたい人間なのだが、Slack だとポインティングデバイスが 主体になってしまうのでフィードリーダとして使うのは難しいと感じた。

Slack では特定のメッセージに対して星をつけたりリンクに飛んだりするキーショートカットがない。 そもそも Slack の公式クライアントや Web 版クライアントは、特定のメッセージへフォーカスする、 という概念がないので、キーショートカットも存在するわけがない。

理由2: フィードを取り込む機能の取り漏らし

フィードを取り込む Slack 連携アプリ が全く取り込んでくれないフィードがある。

話題になってそうなトピックスもフィードリーダに流す試みの1つとしてやっていた、はてなブックマークのフィードがそれだった。 ちょっと珍しい RSS 1.0 で配信しているのでそれのせいかもしれない。

他にも exploit-dbフィードは登録自体弾かれた。ひょっとしたら不正な XML 形式なのかもしれないけれど、 他のフィードリーダでは登録できた。

まとめ

Slack をフィードリーダとして使う個人的な難点を挙げた。

Slack 自体はお金払えば過去全件を日本語全文検索もできるようだし、情報を集める場所として良さそうに感じたけれど なるべく高速に情報処理をしたい身としてはキーバインド周りを細かく再定義したクライアントを自作するくらいやらないと厳しいかもしれない。

フィード取り込み周りも何らかのボットみたいなものを自作する必要があるかも。